オープンソースPBXのAsteriskでNTTの光ケーブルとのダイレクト接続に成功

株式会社クオーレ(東京都大田区、代表取締役 阿部秀嗣、以下「クオーレ」)は、オープンソースのPBXとして注目されているAsterisk(アスタリスク)の、NTT東日本が提供する光ケーブル「ひかり電話ビジネスタイプ」とのダイレクト接続による実用化に成功しました。

クオーレでは、Asteriskのディストリビューションの1つである、Asterlinuxを採用し、ソフトフォン対応PCソフトはCounterPath社のX-Lite、据え置き型電話機としてはSnom社のSnom 105を使って社内PBX電話システムを構築し、4月から社内での本格運用に入る見通しです。 クオーレはこれまでに、ISDNによるアナログ回線での接続テスト、光ケーブルではNTT Bフレッツ網とダイレクト接続(専用のVOIPアダプタや商用IP-PBXを介さずにAsteriskサーバが直接データ交換を行う)でのテストに成功しています。NTT東日本(東京南支店)によると、ダイレクト接続での利用例は管内の法人としては初めてとのことです。ダイレクト接続が成功したことにより、商用PBXのコストが不要になると同時に、Asteriskの持つ様々な機能を活用できるようになり、独自のCTIシステムも構築可能です。

なおクオーレは、Asteriskの自社での運用実績をベースに、今後は他社への導入支援、Asteriskを活用したCTIソリューションの展開などを考えています。

特徴

  • 法人向けIP-PBXの導入コストを大幅に削減できます
  • 子機が工事費を掛けずに増設できるため、運用コストが抑えられます
  • 迷惑電話拒否(ブラックリスト)機能、会話の録音などが容易に実現できます
  • LAN接続なので電話用配線工事が不要、子機はLAN上に自由に配置可能です
  • 社員用PCがあれば、ソフトフォンをUSB接続するだけで電話機能が実現できます
  • CTI(電話受付システム)の構築も容易に可能なので、受付業務に適しています

Asteriskとは

米ディジウム社(1999年設立)が提供するオープンソースのPBXソフトウェア。LINUXやMac OS X上で動作し、H.323、SIP、MGCP、SCCPなどの様々なプロトコルをサポートし、インターネットなどのデジタル通信回線を使った豊富で柔軟な電話機能の提供を目指しています。

動作環境

サーバ
対象OS Linux系OS
CPU Pentium III 1.0GHz 以上推奨
主メモリ 256MB 以上推奨
LAN 100Base-T×2必須
アナログボード LANポート(100Base-T)必須 , 
シリアルポートもしくはUSBポート必須
クライアント
対象OS Windows XP SP2 以上推奨
CPU Pentium III 1.0GHz 以上推奨
主メモリ 512MB 以上推奨
LAN 10Base-T以上
その他 LANカード、サウンドボード、USBポート、
USBハンディフォンまたはヘッドセットなど

接続イメージ

Asterisk_Net